根っこが知りたい

経済などの「なぜ」「どうして」を突きつめて考えるブログです。

「量的緩和」では「失われた20年」は解決しない

「失われた20年」という言葉については、人によっていくらか解釈に違いがあるかもしれません。ここでは、供給過多で企業がコストを抑えようとするなかで、長期にわたって「過度な労働を強いられる人」「賃金の安い人」が生まれている、経済の状況のことを言っています。

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「実質賃金が上がること」と「失われた20年」の関係

「実質賃金」という言葉はニュースなどでも頻繁に見かけます。最近だと「アベノミクスの評価」といったところで、国会で取り上げられたりしていました。ここでは、短期的な評価はちょっと置いておいて、戦後から(というと大げさですが)現在まで、長期的にどう推移してきて、それが「景気が良かった時代」「失われた20年といわれる不況の時代」にどう影響してきたかを考えてみました。

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今の「人手不足」は本当の「人手不足」なのでしょうか?

不思議ではないでしょうか?

少子化などで「人手不足」になっていくとしても、その一方で、効率化によって仕事はなくなっていくはずです。なぜこれほどまでに一方的な「人手不足」になっているのでしょう?

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政府は何を根拠に「好況・不況」の判断をしているか

「景気拡大の長さが、戦後最長になったかも」と政府(内閣府)の見解が示されました。(ちょっと前の記事ですが)。この1月で6年2カ月になったそうです。

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「経済成長」にはもはや意味がない

「経済が成長する」という言葉は、よく聞くありふれた言葉です。でも、分かっているようでいて「具体的にはどういうこと?」と聞かれると、答えに困る言葉のひとつではないでしょうか?

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不況の根本的な原因は “消費の限界” だと思います

短期的に見れば、景気は上向きのときもあれば下向きのときもあります。ここでいう “不況” とはそういったものではなく、「失われた20年」などといわれる長期にわたる経済の状況のことです。

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“消費の限界” はどこか?

実は、すでに “消費の限界” なのだと思います。とは言っても、ここで言う “消費の限界” とは「そこに至ったらピタッと消費が増えなくなる」といったものではありません。これについて、以下で説明します。

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銀行は買ったドルなどの外貨をどうやって交換して、どこに持っているのか ー 外国為替のしくみ(3)

外国への送金などをおこなうためには、銀行はその国のお金を買って、どこかに持っておかなければなりません。「外国為替市場」で売買契約が成立したあと、実際にどうやってお金の交換をおこない、どこに預けておくかは、金融機関によって違います。

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「コルレス契約」と「コルレス口座」を使った送金のしくみ ー 外国為替のしくみ(2)

外国為替による送金について説明します。はじめに、「コルレス契約」と「コルレス口座」を使った送金について説明します。

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「外国為替取引」とは何か? 誰が、どうやっておこなうか? ー 外国為替のしくみ(1)

内国為替」について書いたので、次に「外国為替」について書きます。外国為替でお金を送金するパターンはいくつかあるのですが、それを説明するために、まず、「外国為替取引」について説明します。

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「全銀システム」と「日銀ネット」は具体的にどうやって連携しているか ー「為替」とは何か?(3)

「為替」の基本的な仕組みについて書いてきましたが、最後に、もう少し具体的に「銀行」と「日銀」のあいだで何がおこなわれているのかを書きます。

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「人から国に」「国から人に」送金する場合の為替取引 ー「為替」とは何か?(2)

為替とは何か」について書きました。「人から人に」お金を送金する場合の為替について書いたので、ここでは「国から人に」また「人から国に」お金を送金する場合について書きます。

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